CANの基礎はわかっている人にUDSをわかってもらうためのもの。CTFなど、UDSを使って手を動かすときに役立つことを目指す。
これ読み終わったら 便利コマンド集 以下のテクを習得すると良さそう。
https://cdn.vector.com/cms/content/know-how/VJ/PDF/For_Beginners_Diagnostic_Communication.pdf を中心に、目的に即したところだけをサクサクピックアップ。
診断コネクター to/from ECU で、CANバスにUDSが流れる。我々パソコンカタカタの民は、診断コネクターの代わりにPCを使う。
UDSにはリクエストとレスポンスがある。ただし、CANを使っている都合上、バスを流れるメッセージはブロードキャストになっている。
ECUや診断コネクターは、CAN IDを見て、自分に向けてのリクエスト/レスポンスか否かを判定する。
リクエストのフォーマットと例。「サービスIDは絶対ある」「サービスによってはSub functionがある」「そのあとはパラメーターがあることがある」くらいに捉えて困ったことはない。
規格化されているサービスと、ベンダー(自動車の世界ではよくOEMと言う)固有のサービスが存在し、これさえ見ておけばOK!なサービス一覧は知らない。が、よく使うのは以下に掲載されていると思う。